【玉ちゃんの酔滸伝】最強タッグを悼み自身のタッグ再結成に酔う

　「最強のタッグチームは？」と言えば、ドリー＆テリーのザ・ファンクス、スタン・ハンセン＆ブルーザー・ブロディの超獣タッグ、ジャイアント馬場さん＆ジャンボ鶴田さんの師弟コンビ、スタイナーブラザーズ等々、とにかくプロレスの名タッグチームの名前を上げたらキリがありません。

　その中で世界中のプロレスファンに最大のインパクトを与えたタッグチームは暴走戦士ホーク＆アニマルの「ザ・ロードウォリアーズ」ではないでしょうか？

　トゲトゲの鎧を纏ってブラック・サバスの「アイアンマン」をテーマ曲に颯爽とリングイン。　筋骨隆々のボディーに頭はモヒカン、顔にはメーク、ホークとアニマルの合体技や力任せのリフトアップやラリアット攻撃で相手チームを一瞬で叩き潰すファイトスタイルの戦慄はそれまでのプロレスのセオリーを木端微塵にしました。

　先日、そのウォリアーズのアニマル・ウォリアーさんが61歳の若さで亡くなりました。　パートナーのホーク・ウォリアーさんも2003年に心臓発作で亡くなっています。　もう2度とあの2人が並び立つ姿を見れない事とたとえ強い男でも永遠は無く、必ずや死を迎えてしまうという寂しさがプロレスファンの私の心に大きな穴を開けたのです。　地獄でハードな試合で暴走して下さい。　合掌。