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【玉ちゃんの酔滸伝】いつも心に緊急事態宣言 生まれ育った“反社桃源郷”歌舞伎町で身についたサバイバル術

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玉ちゃんのスナック酔滸伝 玉袋筋太郎 zakzak by 夕刊フジ

【玉ちゃんの酔滸伝】いつも心に緊急事態宣言
生まれ育った“反社桃源郷”歌舞伎町で身についたサバイバル術

 
玉袋筋太郎コラム画像1
昔の歌舞伎町は華やかで怖い街でした
 

 緊急事態宣言は延長される様ですが、解除後の飲食店は何時まで営業がOKなのかが気になる所です。 21時までだったら20時からオープンする東京・赤坂の「スナック玉ちゃん」は1時間しか営業出来ないのでこりゃまた休業にするしかないのかとスタッフ一同頭を悩ましています。

 

 「時間を前倒しして営業すれば良いじゃない!」という声もありますが、実際に去年の緊急事態宣言発令の際に18時からオープンしたのですが、そんな早い時間にスナックにやって来るお客様はおらず、従業員がぼーっとしながらスマホを弄っている時間に充てられてしまったのでこれはこれで考えものなのです。

 

 緊急事態宣言には本当にやられてますが何かに備えて生きる姿勢に対し、常々「何かあっちゃいけねぇ」という心構えで生きようと考えている私にとっては安心安全に生きる為の人生におけるオプションだと捉え、人生の注意喚起になるので嫌悪感が無いのです。

 

 それは私が生まれ育った東洋一の歓楽街、新宿・歌舞伎町で子供の頃から成長していく過程が緊急事態みたいな環境だったからでしょう。 街には猛獣の様なヤクザやチンピラが右往左往して実弾が飛び交う事象もあり、泥棒、強盗、恐喝、放火、騒ぎは当たり前。 不審者、中毒者、変質者、売人、詐欺師などなど“反社桃源郷”というべき世界でした。

 
 
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