【玉ちゃんの酔滸伝】「毒のある表現の自由」を守る毒蝮三太夫師匠　上に立たず、目の前の人へ水平に放つ「ババァ！」

　先日、お久し振りに毒蝮三太夫師匠にお会いしました。　これまでラジオ番組「たまむすび」の「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」で毎週お声を聞く事が出来たのですが、そのコーナーが他番組にお引越してしまって毎週一度のお仕事も無くなり、そこにコロナ騒動もプラスして毒蝮師匠とお会いする機会がすっかり無くなってしまっていたのです。

　今年85歳のご高齢ですから会える内に会っておかないと、いつあの世に持っていかれてしまうか分からない「絶滅危惧種」とこっちが勝手に指定している毒蝮師匠。　なのでお久し振りのご対面での生存確認は感動でした。

　久し振りのおしゃべりは私がやっているBS-TBSの番組「町中華で飲（や）ろうぜ」の話となりました。　師匠はあの番組を見て思った事を私に忠告してくれます。

　「あの番組は町中華だから成立しているけど、日本そば屋じゃ成立しない。　なぜなら日本そば屋はそば打ちにこだわりがありすぎて話してもあんな砕けた話が出来ないんだよ」